アメリカから日本はどう見える?海外では何が起こっている? New York Timesを主な情報源に、ファイナンシャル・プランナー中村芳子がパーソナルにコメントします。アメリカ滞在中の平日に更新。
2012年02月29日 (水) | 編集 |
With 60 calories “Pepsi Next” tries to lure those who don’t like diet or regular soda

アメリカで暮して、驚きあきれるのは、ローカロリー、ローファット、ノーカロリー、ノーファットの食品・飲料が溢れていること。子ども達は成長期だから、ふつうのカロリーの食品を買いたいと思ってもなかなかない。学校のカフェテリアの牛乳も、マクドナルドの牛乳も脂肪分1%のローファット・ミルク。子どもは「まずい!ふつうの牛乳が飲みたい」と訴える。スーパーに1ガロン(約4リットル)の家庭用ならあるが、個別パック(300mlくらい)は売ってない。ヨーグルトもアイスクリームもノー・ファット。おいしくない。

ソーダ飲料もほとんどが「○○○ダイエット」で甘いのにカロリーゼロ。それを500mlとか1リットル単位でガボガボ飲む。何度もお代わりする。学校の先生が授業中にダイエット・コークを飲むのは定番だ。

素人考えだが、人が甘いものを食べたい・飲みたいと感じるのは、体が疲れてたり(=血中糖度が下がっている)、脳が活動のために糖分を欲しているときじゃないだろうか。そのとき、甘いのに砂糖ゼロの食べ物や飲み物を体に入れるとどうなるか。脳は混乱し、甘いものをもっと体に入れろと命令し続ける。これを繰り返すと、体と脳の機能に支障が出てくるのでは・・。それに代替甘味料を使ったものっておいしくない。
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とはいえ、アメリカでは砂糖の取り過ぎと肥満は深刻な問題。健康志向で砂糖飲料の消費量は下がり続けている。そこで登場したのが、新しいペプシ。Pepsi Nextだ。現在、日本で発売されているPepsi Nexはカロリーゼロ。名前はにているが別物だ。3種類の人口甘味料に加えて「high fructose corn syrup」を使っている。とうもろこしから作った砂糖の一種だが、高カロリーであること(+遺伝子組み換えのコーンが使われていること)から人気はないが、天然の甘味料であることにはかわりない。味はレギュラーのPepsiにかなり近いという。

代替甘味料の味は好きじゃない、でもカロリーは抑えたいという欲張りな要求にこたえた商品。コーラ市場でNO2のPepsi、この新商品で巻き返しなるか? でも私はレギュラー派。あなたはどちら?
テーマ:アメリカ生活
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